流通業界は、これから繁栄する企業と衰退する企業の差が明確になってきます。単にモノを集めて売る集物型流通業が衰退し、価値の生産にかかわる創造型流通業が伸長してきます。さらに、顧客を遠くから多く集めようとする集客型流通業に代わって、顧客に限りなく接近しようとする接客型流通業が台頭してきています。今元気な流通業は、個々の顧客の要望に効率的に適応する仕組み、最小のコストで最大の顧客満足を実現する仕組み、顧客と共に価値を創造していく新しいマーケティング手法を開発しています。更に組織の活性化についても斬新な方法を取り入れようとしているようです。
流通業の生存・成長のパラダイムが大きく変わりつつある今日、マーケティング戦略論の権威・上原氏に、これからの10年に向けた展望をテーマに、鋭く切り込んでいただきます。
明治大学専門職大学院 教授、(社)日本通信販売協会 会長
上原 征彦 氏 |